Waltz for Debby: Bill Evans
( RIVERSIDE )

Bill Evans, piano
Scott LaFaro, bass
Paul Motian, drums

1. MY FOOLISH HEART ( Washington-Young )
2. WALTZ FOR DEBBY ( take2 )( Bill Evans )
3. WALTZ FOR DEBBY ( take1 )( Bill Evans )
4. DETOUR AHEAD ( take2 )( Carter-Ellis-Frigo )
5. DETOUR AHEAD ( take1 )( Carter-Ellis-Frigo )
6. MY ROMANCE ( take1 )( Rodgers-Hart )
7. MY ROMANCE ( take2 )
8. SOME OTHER TIME ( Comden Green-Bernstein )
9. MILESTONES ( Miles Davis )
10. PORGY ( Gershwin-Heyward )



MY FOOLISH HEART 試聴


当時も今も最も人気があり、全てのジャズピアニストに影響を与え続けている”ビル・ エバンス”の不朽の名盤”ワルツ・フォー・デビー”を紹介します。ロシア系の母を持つ ”ビル・エバンス”は1929年ニュージャージー州プレインフィールドに生まれました。 アマチュアのピアニストであり現代音楽の作曲まで行った母の影響もあり、6歳の頃から クラシックのピアノを習い始め、13歳でフルートの達人となり、加えてバイオリンも弾けた ということです。彼が12歳の時兄がジャズバンドに加入してからジャズに興味を持つよう になりました。そして20歳前からニューヨークの幾つかのクラブで”ブギ・ウギ”ピアノ を演奏しはじめ、後に音楽の奨学金を受給し南東ルイジアナ大学でピアノ演奏と先生の学科 を1950年に卒業しました。またその後にニューヨークのマンネス音楽カレッジで作曲も 学びました。すぐその後陸軍でクラブのバンドに加入しジャズ・クラリネットとギターを 演奏しました。ニューヨークで本格的に演奏を始めた彼は”チャーリー・ミンガス”、 ”オリバー・ネルソン”、”アート・ファーマー”のコンボに加わり演奏をしましたが、 1958年”マイルス・デービス”に彼の六重奏団の一員として白人で始めて雇われた のです。そこで一躍有名になり多数のレコーディングに加わりました。それから1年後に このレコードの天才ベーシスト弱冠23歳の”スコット・ラファロ”とドラムの”ポール・ モティアン”でピアノ・トリオを結成し、ブァーブ・レコードで録音を行いました。 この時代のブァーブ録音の名演奏は”スコット・ラファロ”の早過ぎる交通事故による 死亡の為たった四枚しかありません。ここで聴ける”スコット・ラファロ”は1936年 ニュージャージー州ニューアーク生まれですから”ビル・エバンス”より7歳の年下です。 父親がビッグバンドに所属するプレイヤーの音楽一家で育ち、小学校ではバス・クラリネット 高校ではテナーサックスを演奏し、ベースは大学の入学前に始めたばかりでした。大学を 早々に中退した彼はビッグバンドに加わりロスアンジェルス公演の際そこに留まりました。 そこで西海岸の”チェット・ベーカー”を始めとする有名プレーヤーと共演して彼の評判が 高まったのです。そこで1959年”マイルス・デービス・六重奏団”を去った”ビル・ エバンス”に呼ばれてそのトリオに加わりました。彼のベースの演奏もそれまでのスタイル を超えて詩的な”ビル・エバンス”のピアノにピッタリの創造的なものです。その演奏の 絶頂期の1961年夏、ニューポート・ジャズ・フェスティバルでスタン・ゲッツの公演に参加 した2日後に交通事故によりこの世を去ったのです。その彼を失った”ビル・エバンス”は その後数ヶ月間一切の演奏とレコーディングを行わなかったそうです。また”ビル・エバンス” 自身も1980年51歳という短命で亡くなりました。死因はコカイン中毒によるものだと 云われております。どうぞ彼等の”ドビッシー”を超える詩的で美しい絶頂期の演奏をお聴き ください。

ビル・エバンス ( ビル・エバンス ウェブページ )

このCDについての感想、評価

アマゾン・ミュージック Bill Evans



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