Bunny Berigan & His Orchestra ( BMG )

1. I CAN'T GET STARTED ( Ira Gershwin / Vernon Duke )
2. TREES ( Rasback / Arr.Abe.Osser )
3. JELLY ROLL BLUES ( Jelly Roll Morton )
4. 'DEED I DO ( Walter Hirsch / Fred Rose )
5. HIGH SOCIETY ( Walter Hirsch / Fred Rose )
6. BLACK BOTTOM ( Henderson / DeSylva / Brown )
7. RUSSIAN LULLABY ( Irving Berlin )
8. THE PRISNER'S SONG ( Guy Massey )
9. CARAVAN ( Hills / Ellington / Tizol )
10. SWANEE RIVER ( Stephen Foster / Arr.Bunny Berigan / Larry Clinton )
11. NEVER FELT BETTER, NEVER HAD LESS ( Abel Baer / Cliff Heff )
12. (SHANGO, SHANGO, SHANGOREE) ROCKIN' ROLLERS JUBILEE ( Joe Davis )
13. FRANKIE AND JOHNNY ( Traditional )
14. 'CAUSE MY BABY SAYS IT'S SO ( Al Dubin / Harry Warren )
15. THE WEARIN' OF THE GREEN ( Traditional / Arr. Joe Lippman )



I Can't Get Started 試聴


僕はジャズ楽器の中でトランペットが一番好きです。もし生まれ変わることができるのなら来世は、 トランペッターになりたいものです。まして、その上に歌が歌えるなんて、サッチモチェット・ベーカー、 日本のTOKUのように、本当にカッコいいですよね。その僕が恥ずかしながらこのバニー・ベリガン (1908-1942)を知りませんでした。彼を知ったのは弊サイトと相互リンクを貼らせてもらっている koukinobaabaさんの最近のブログ(Audio-Visual Trivia)の中の"ロマン・ポランスキー チャイナタウン  Chinatown"の記事によってでした。ここで歌われている"I Can't Get Started"は確か、邦題で "立ち去りかねて"というカッコいい曲名が付いていて覚えておりました。ところが上記の訳詞を 見ますと、"'Cause I can't get started with you"= "僕がきみを手にいれることができないからさ" となり、"立ち去りかねて"と大きく違ってきます。よく洋画の題名でも原題と邦題が全く違っていて 話題となりますが、曲名でも例えば"As Time Goes By"="時の過ぎ行くままに"と訳されて意味が違って しまいます。だけど、僕はこれはこれで名訳だと思います。どこの国の言葉にもその言葉の持つ歴史の 重さと言い回しがあり、それが詩となるものだと思います。英語の詩にも無数の洒落たフレーズがあり、 アメリカ映画"いそしぎ"の主題歌"The Shadow of Your Smile"="君の微笑みの影?"なども本当に洒落た 言い回しで、これを優れた日本語に訳すのにはどうすればよいのでしょうか?。詩の翻訳はお互いに とって永遠の課題ですが、良い歌は言語、国境を越えて人々の胸を打ちます。きっとミューズの神が せっせとそれを運んでいるのでしょう。それではベニー・グッドマングレン・ミラー等とスウィング・ ジャズ界で人気を分けたバニー・ベリガンのトランペットと歌で、彼の率いるバンドによる"立ち去りかねて" をお楽しみください。

バニー・ベリガン ( Wikipedia )

スウィング・ジャズ ( Wikipedia )

このCDについての感想、評価

アマゾン・ミュージック  BUNNY BERIGAN



HOME