BEI MIR BIST DU SCHON : BENNY GOODMAN AND HIS ORCHESTRA FEATURING MARTHA TILTON
( RCA )

1. Bei Mir Bist Du Schon
2. I Can't Give You Anything but Love, Baby
3. Let That Be a Lesson to You
4. Sihouetted in the Moonlight
5. Loch Lomond
6. Thanks for the Memory
7. Please Be Kind
8. It's the Dreamer in Me
9. I Let a Song Go Out of my Heart
10. Blue interlude
11. You're a Sweet Little Headache
12. This Can't Be Love
13. I Must See Annie Tonight
14. Kinda Lonesome
15. And the Angels Sing
16. You and Your Love

Benny Goodman and his Orchestra
Martha Tilton ( vocal )

Bei Mir Bist Du Schon 試聴


スウィング・ジャズの時代はビッグ・バンドの時代といっても過言ではないでしょう。多くのビッグ・ バンドが専属の歌手をかかえ、人気のラジオ・ショウやダンスホールで華やかな演奏を繰り広げましたが、 その中でも特にこのクラリネット奏者のベニー・グッドマンとトロンボーンのグレン・ミラーの両楽団は 白人のトップバンドとして絶大な人気を誇りました。ですからそれらのビッグ・バンド専属の歌手は実力、 人気ともにトップクラスの歌手ともいえるのです。また多くのジャズの名曲が生まれジャズ・スタンダード 曲として今日まで受け継がれております。ベニー・グッドマンは1909年に貧しいユダヤ系のハンガリー 移民の子としてシカゴで生まれました。子供の頃から近所にあったコミュニティー・ハウスのバンドで クラリネットを学びすぐそれに熟達した彼はプロのプレーヤーとなりました。16歳でシカゴのトップバンド 、ベン・ポーラック楽団に加わりそこで18歳のときに彼の名前による初のレコーディングを行いました。 20歳前後にはニューヨークに移り数多くの有名バンドで演奏を行い、23歳で自分のベニー・グッドマン 楽団を設立し、25歳でNBCラジオの”レッツ・ダンス”という人気番組でバンド演奏をするようになり、 彼のバンドの人気は決定的なものとなりました。またその頃パロマー・ボールルームという4000組の客 が収容できるナンバー・ワンのダンス・ホールで3週間の演奏を行いました。そこでの演奏ではダンス客が 熱狂し”ジターバグ(今でいうジルバ)”というダンス・スタイルが生まれ、連日全米各地の新聞でその記事 が取り上げられてスウィング・ジャズの絶頂期となったのです。1938年にはジャズバンドとしては初め てのニューヨーク・カーネギーホールでの公演を行い2760席の切符は1週間前に売り切れました。 ここで唄っているマーサ・エレン・ティルトンは1915年のテキサス生まれで7歳のときに銀行家の父親に ともないロス・アンジェルスに移り住みました。ピアノを弾く母親と歌の上手な父親、後にプロの歌手に なった3歳年下の妹とともに音楽好きな家族で育ったマーサは高校生のとき、女友達の姉のボーイフレンド の大学生がやっていた小さなバンドの公演にでて歌を唄いました。その後いくつかのバンドに出演しました が、18歳のときボーイフレンドと結婚して男の子をもうけました。その後すぐに離婚しましたが、いくつか のバンドに出演し、22歳のときには歌手役のシーンで映画にも出演しました。その後数本のハリウッド 映画に出演しましたが、映画”ハリウッド・ホテル”に出演した大物のベニー・グッドマンの目にとまり 彼のバンドのオーディションに誘われました。そのオーディションではテディ・ウイルソンがピアノ伴奏を つとめましたが見事にオーディションに合格し週給125ドルでベニー・グッドマン楽団に雇われることに なりました。その2日後にはテキサス公演に向けたバスに乗りこみ、ロスに帰ったのは2年後のことでした。 彼女がベニー・グッドマン楽団に在籍したのは1939年まででしたが、その間に80回以上のレコーディング を行いました。ここに収録されている各曲は1937年から39年までのものですが彼女が最も輝いていた 頃のもので、ベニー・グッドマンの演奏も円熟したソロ・プレイを聴かせてくれております。どうぞ良き スィング時代の良きスィング演奏とチャーミングなヴォーカルの数々をお聴きください。

マーサ・ティルトン( 公式ウェブサイト )

ベニー・グッドマン( 公式ウェブサイト )

このCDについての感想、評価

アマゾン・ミュージック マーサ・ティルトン



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