ANITA SINGS THE MOST : ANITA O'DAY
( Verve )

1. 'S WONDERFUL ( G & I Gershwin )
2. TENDERLY ( Gross / Lawrence )
3. OLD DEVIL MOON ( Lane / Harburg )
4. LOVE ME OR LEAVE ME ( Donaldson / Kahn )
5. WE'LL BE TOGETHER AGAIN ( Fischer / Lain )
6. STELLA BY STARLIGHT ( Young / Washington )
7. TAKING A CHANCE ON LOVE ( Duke / Fetter / La Touche )
8. THEM THERE EYES ( Tracey / Tauber / Pinkard )
9. I'VE GOT THE WORLD ON A STRING ( Arlen / Koehler )
10. YOU TURNED THE TABLES ON ME ( Alter / Mitchell )
11. BEWITCHED ( Rodgers / Hart )

Anita O'Day ( vo )
Oscar Peterson ( p )
Herb Ellis ( g )
Ray Brown ( b )
Milt Holland ( ds ), John Poole ( ds )


STELLA BY STARLIGHT 試聴


エラ・フィッツジェラルドが黒人女性歌手の大姉御であればアニタ・オデイは白人女性歌手の大姉御で あります。1919年生まれの彼女は17歳のときプロのシンガーになりました。最初コーラスガール から出発した彼女は方々のクラブでウェイトレスを兼用しながらソロのシンガーとなり、18歳の時 そこで知り合ったドラマーのドン・カーターと結婚し、彼から音楽についていろいろ学びました。翌年 の1938年にはジャズ誌ダウン・ビートの編集者カール・コンズ氏が開いたクラブ”オフ・ビート” に雇われて広くミュージッシャン達に知られるようになりました。そこで知り合ったジーン・クルーパー (ドラマー・バンド・オーナー)と1941年に初レコーディングを行い大ヒットとなり、翌年には ダウン・ビート誌の年間新人スターに選出されました。その年ジャズファンであるプロ・ゴルファーの カール・ホフ氏と2度目の結婚もしました。1943年にはジーン・クルーパーが麻薬で逮捕されその バンドが解散となったため、その後はウディー・ハーマンやスタン・ケントンの楽団で唄うこととなり ました。1945年にはジーン・クルーパー楽団に復帰しましたが在籍1年でそこを離れました。 その後新しく設立されたブァーブ・レコードで1952年から1962年の10年間に17枚のヒット・ アルバムを出しましたが、その内の一枚がこの"ANITA SINGS THE MOST"なのです。この間1953年には アニタ自身もそれ以前から手を染めていた麻薬により6ケ月間の刑務所生活をおくりました。このレコード はアニタ絶頂期の1957年にロスアンジェルスで録音されたものですが、バックにピアノのオスカー・ ピーターソンとその後40年間バックをつとめたドラムのジョン・ポール、ギターのハーブ・エリス、 ベースのレイ・ブラウン、もう一人のドラマー、ミルト・ホーランドという豪華メンバーによるものです。 どうぞ白人女性歌手の大姉御であるアニタ・オデイの洗練されたジャージーな名唱の数々をじっくりと お楽しみください。このCDの"STELLA BY STARLIGHT"は映画音楽としてビィクター・ヤングが作曲した ものですが、映画より音楽のほうが有名になったものです。

Anita O'Day ( アニタ・オディのウェブサイト )

このCDについての感想、評価

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